戦力外から異例の巨人開幕ローテ入り 驚異のミスターK メジャー打線も3回無失点 26歳左腕の快進撃が話題「ジャイアンツに来てくれて、ありがとう」
3回を投げ4奪三振、無安打無失点。外に落ちるチェンジアップ、スクリューを有効に使い、内角もしっかり攻め、メジャー打線を寄せ付けなかった。
これで実戦12イニングを無失点、与えた四球はわずか1つと変化球は低めに集め、結果を積み上げてきた左腕に対して、試合後、先発テストとして見守ってきた阿部慎之助監督も開幕ローテ―ション入りを明言した。
石川は法大から2020年育成ドラフト1位でDeNAに入団。22年に支配下登録されて1軍デビューすると23年は28試合で3ホールド、防御率1.97。昨季も15試合で2ホールド、防御率1.93と安定したパフォーマンスを示していたが、昨オフにDeNAを戦力外となり、その後、巨人に入団していた。
石川は当初、救援左腕としての働きが見込まれていたが、安定した内容を認められ、先発調整。ここまで結果を積み重ね、とうとう巨人の開幕ローテを勝ち取った。
またこの日の快投はDeNA時代から成長を見守ってくれていた今永昇太の眼前で果たせたという恩返しにもなった。
ネット上でもこのサクセスストーリーには「石川、応援してるから」「ジャイアンツに来てくれて、ありがとう」「本当に戦力外からの?」「石川、めっちゃ、ええやん」「シーズンも期待してます」など、期待の声が高まっている。
戦力外からのはいあがりとあって、ハングリー精神豊かな点も注目されている。シーズンでの快投も期待したいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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