巨人ナインを瞠目させたカブス・「PCA」の凄みとは 「あご外れるくらい足速い…」「まさにトッププロスペクト」

アームストロングの俊足ぶりには大きく関心が集まった(C)Getty Images
メジャーとのプレシーズンゲーム。16日に行われた巨人・カブス戦(東京ドーム)ではカブスの勢いある若手選手にも注目が集まった。
【動画】この足を見よ!カブスのPCAが俊足で三盗を決めたシーン
「7番・中堅」で先発した「PCA」こと、ピート・クローアームストロングは先頭打者で迎えた5回。相手先発、フォスター・グリフィンから右前打を放ち、出塁するとあっという間に一塁を駆け抜け、二塁に到達。さらに次打者の初球、グリフィンのモーションを完全に盗み、一気に三盗に成功。これには捕手の岸田行倫もまったく反応できず、送球できなかった。圧巻のスピードスターぶりで東京ドームのファンをどよめかせた。
その後、9番のゲージ・ワークマンの右前打で先制のホームを踏むと、守備でも魅せた。
直後の5回裏、先頭の泉口友汰の当たりは左中間フェンス手前まで飛ぶ長打コースだったが、PCAが素早く二塁へ送球。強肩のノーバウンド投球には、二塁へ進塁しようとした泉口が驚きのあまり、目を見開くシーンも。結果として次の塁に進むことはできなかった。
走攻守にわたっての好プレーには、日本ハムOBの杉谷拳士氏も自身のXでPCAについて「顎(あご)外れるくらい足速い…」と驚愕するシーンや、ファンの間からも「この選手えぐい」「まさにトッププロスペクト」「夢とロマンしかない」「これから応援します!」と注目度が高まっている。