「主戦になってきている」阿部巨人注目の正捕手争い、球界OBが着目した後半戦のキーマン 28歳"打てる捕手"の存在感「巨人の心臓部になってきている」

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岸田が正捕手争いで存在感を示している(C)産経新聞社

 巨人は8月15日の阪神戦(東京ドーム)に6-5の逆転勝ち。序盤に4点を奪われるも、得意の一発攻勢も実り、試合をひっくり返した。

 先発の山崎伊織は相手主軸、大山悠輔に先制の2ランをあびるなど乱調。制球が定まらず、4回4安打4失点で今季最短KOとなった。しかしここから粘りを見せたのが打線だった。

【セCS争い】『このチームは今後順位が下がっていく…』熾烈な2位3位争いを制するのは…巨人の鍵を握るのは若手野手2人!!中日チェイビスは本物なのか…!?広島の野球に求めるのは”一貫性”【プロ野球】

 巨人キラーの伊藤将司相手に6回二死一、三塁の場面。横川凱にかわって代打として打席に入った坂本勇人はフルカウントから内角131キロカットボールを完ぺきに捉え、値千金の3号3ランで東京ドームの空気を一変させた。

 持ち味の内角さばきで強みを見せるとヤングジャイアンツも続く。

 2点を追う7回無死一塁からはこちらも代打として打席に入った中山礼都が相手3番手、グラント・ハートウィグの内角低めスライダーを完ぺきに捉えて、同点の3号2ランを放つ。

 その後、5-5で迎えた8回にトレイ・キャベッジの犠飛で勝ち越し。その後、1点差の9回は守護神のライデル・マルティネスが締め、NPB史上最速の通算200セーブをマークと最大4点差あった中で首位チームから大きな星を奪った。

 また、し烈さを増す夏の陣でキーマンは誰となっていくのか。球界内からも考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は15日に自身のYouTubeチャンネルに「【セCS争い】『このチームは今後順位が下がって「いく…』熾烈な2位3位争いを制するのは…巨人の鍵を握るのは若手野手2人!!中日チェイビスは本物なのか…!?広島の野手に求めるのは"一貫性"【プロ野球】」と題した動画を更新。今後のセ・リーグCS争いに独自の考察を加えている。

 まず現在2位の巨人に関しては、主砲の岡本和真が戦列に戻ってくるなど「あげる材料はある」と上昇気流をつかまえる可能性はあるとした。

 ここまでは主砲の負傷離脱含め、先発陣にも多く故障者を欠くなどした中で、「その中でよく頑張ってきている」と評価。

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