原巨人 気になる「あのみこし」の行方 過去にはカブレラ地蔵の例も・・・

タグ: , 2021/12/22


 今季はシーズン終盤に失速、リーグ3位に沈んだ巨人であの神輿の行方に注目が集まっている。

 原監督が後半戦再開時、掲げたのは「わっしょいベースボール」のスローガン。意図としては「重い神輿をかつぐように、みんなで力を合わせれば、重いものだって軽く感じる」と逆転Vへ向け、結束力を高めるために掲げたものだった。

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 そのスローガンと合わせて球団で作られたのが「ジャイアンツみこし」だった。ジャイアンツカラーのオレンジ色ののぼりに『わっしょい』の文字が大きく縁どられたみこしが初お目見えしたのは8月24日の広島戦のこと。その後も本拠地で勝利を飾るたびに、ヒーローとなった選手とみこしで写真を撮るのが勝利の儀式となっていった。

 しかし雲行きが怪しくなってきたのは9月に入ってからのこと。最初の週末カードとなった阪神との甲子園3連戦を1勝もできずに終わると、9月は6勝14敗5分けと急失速。10月に入ってからも投打にわたって不振が続き、まさかの10連敗を喫するなど、どん底のチーム状況から脱却できず、とても「わっしょい」などと言えるムードではなくなってしまったのだ。念入りに作られたみこしもその後の出番はないままにシーズン終了となった。





 このままいけばお蔵入り必至となるが、気になるのは今後の対応だ。というのも縁起物となるため、厳重な取り扱いが求められる。

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