ドジャースの1772億円超えの大型補強に非難轟々! しかし、元MLB守護神は異論「不公平さには何とでも言える」
現地時間1月8日にMLB公式ネットラジオ局『MLB Network Radio on SiriusXM』に出演した元アストロズの守護神であるブラッド・リッジ氏は「ドジャース内部の球団の仕組みや地区優勝を繰り返して何年も連続でポストシーズンに出場しているという事実こそが、選手たちにプレーしたいと思わせている。ショウヘイ・オオタニもそうだ。そして、彼が加入すれば、誰もが同じでプレーしたいと思うようになるんだ」と指摘。賛否両論を巻き起こす歴史的な大型補強に対する持論を語った。
「移籍市場の“大物”を相次いで獲得したことで、みんながそこに行きたがったんだ。不公平な優位性さについては何とでも言えるよ。確かにドジャースは過去10年間でのワールドシリーズを優勝した回数は少なかったかもしれない。だけど、これほど一貫して勝ち続けてきたという事実は凄まじいし、オオタニにも『あのチームに行きたい』と思わせたんだよ。そして、あの契約が明らかになった後、誰もが、それに倣うようになっている」
批判を受けようとも、さらなる高みを目指す常勝軍団。だからこそ、ドジャースにはスター選手が集結する。メジャー通算225セーブを記録した百戦錬磨の守護神は「今の成功は全てデーブ・ロバーツ(監督)とフロント陣のおかげだ」とピシャリ。「たしかに金額を見ると、ちょっと不公平だし、球団によっては経済的な格差に対する不満も分かる。だが、彼らが築き上げた帝国と、過去10年にわたって示してきた勝ち方は認めるべきだと思う」と称賛し続けた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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