来季は20歳ハジャーが角田裕毅の相方に? レッドブル昇格争いはローソン有力が「周知の事実」と米メディア展望
加えて、RBの両ドライバーの現状について、「2024年に安定したキャンペーンを展開しているツノダが除外されるわけではない。しかし現時点では、ローソンがセルジオ・ペレスの代わりとして最有力だ。クリスチャン・ホーナーがローソンをツノダよりも魅力的な存在と見ていることは、周知の事実」と主張しながら、「ローソンがアメリカGPで19位から9位まで登り詰めた素晴らしい走りは、レッドブル上層部が抱いていた既存の評価をさらに強化した」と綴っている。
その上で来季、ペレスに代わり、RBのドライバー何れかがレッドブル入りとなる見込みだと説く同メディアは、「この流れが続けば、ハジャーは来年RBに加わるための最有力候補となるだろう」と結論付けた。
F2選手権ではランキングトップ争いを演じるなど、ハジャーは申し分のないパフォーマンスを披露している。レッドブル、RBの両チームのラインナップにも変化が起こる可能性が残されているだけに、やはり若きドライバーのグランプリデビューの瞬間はそう遠くはないのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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