「デオドラントを塗るように言って、臭うから」英女子選手の問題発言が物議 試合後に謝罪「感情的な発言を後悔している」

物議を呼んだダートの発言。謝罪したものの…(C)Getty Images
試合中の暴言が物議を醸している。
現地時間4月15日、女子テニス「ルーアン・オープン」のシングルス1回戦がフランス・ルーアンで行われ、世界ランキング110位のハリエット・ダート(英国)は、同303位のロイス・ボイソン(フランス)と対戦。ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の地元選手に終始主導権を握られ、0-6、3-6で完敗を喫した。
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現在テニス界を騒がせているのは、第2セット途中にダートが放った問題発言だ。チェンジオーバーの際、椅子から立ち上がり、主審に近づくと、「デオドラントを塗るよう、彼女(ボイソン)に言ってくれない?本当に臭うから」と要求。この言葉がコート上のマイクに拾われ、SNS上で大きな波紋を広げている。
試合後、インスタグラムのストーリー機能を更新したダートは、「コート上での発言を謝罪したい。感情的なコメントを本当に後悔している」と記述。「私がしたい振る舞いではなかった。全ての責任を負う。ロイス、彼女の戦いぶりに心から敬意を抱いている。この経験から学び、前進していきたい」と投稿を締めた。
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