「厳しい現実が待ち受けているか」合同テストを終えたレッドブルを英メディアは不安視 ”4強”予想も「問題解決となった場合に限られる」
レッドブルは今季型RB21のポテンシャルが注目を集める中、トピックでは、「レッドブルの伝説的デザイナー、エイドリアン・ニューウェイがアストンマーティンへ移籍したことで、現在チームのデザイン部門を率いるワシェは『正しい方向には進んでいる』と主張するが、性能向上は『思っていたほど大きくはなかった』と認めた」と綴り、チーム内部の現状を伝えている。
また同メディアはテストの内容から、「トップ争いに関しては、今シーズンのF1が『4チームによるタイトル争い』になる可能性がいよいよ現実味を帯びてきた」と指摘。昨季の上位3チームに、メルセデスを加えた「4強」が形成されると予想するも、「ただし、それはレッドブルが自らの問題を解決できた場合に限られる。もし改善が進まなければ、フェルスタッペンですら今年は厳しい戦いを強いられることになりそうだ」などと見解を示している。
開幕が目前に迫る中で、現在も厳しい評価が送られているレッドブル。果たして、3月14日から始まる今季初戦オーストラリアGPでは、好調なライバルチームとどのような戦いを演じるのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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