巨人 「坂本時代」の終焉か 指揮官が漏らしていた「不安点」とは
巨人は21日の阪神戦(東京ドーム)に1ー6と敗れ、泥沼の6連敗。最下位の中日まで1・5ゲーム差となった。
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打線がつながらない。この3連戦、得点はソロ本塁打の2本のみ。6連敗中の得点は9得点とつながりを欠く。
原監督も「何か原因があるはず」と必死に浮上策を考えるが、気がかりなのはキャプテン・坂本勇人内野手(33)の状態が上がっていないことにもある。
21日の試合に「2番・遊撃」で先発出場した坂本は4打数ノーヒット。これで16日のDeNA戦から一軍復帰後は19打数2安打、打率・105、1打点とさっぱりだ。首脳陣も「本調子ではない」と認める中、コンディションも考慮され20日に行われた阪神戦では先発オーダーから外れた。
今季は3度の故障離脱をはさみ、今回は腰痛から復帰したばかり。過去2回の復帰時はあわせてチーム状況が上向いていったが、今回は「6連敗」とあって、期待されるシナジー効果もここまでは働いていないようだ。
今季でキャプテン歴は歴代最長タイの8年目を迎えた。一方で自身が抱える葛藤もある。
「自身がキャプテンになってから1度もチームが日本一に輝いていないということを気にしています。キャプテンシーは人一倍あるだけに、今の状況は歯がゆいのではないでしょうか」(放送関係者)
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