坂本勇人コンバートの時期はいつ?指揮官が球界OBに漏らした「判断基準」とは
最近は長打力も発揮している坂本(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
巨人にまた一人頼れる戦力が復帰する。左ひざ蜂窩織炎(ほうかしきえん)のため、離脱していた丸佳浩が8月15日の中日戦からチームに合流予定。
また、先週末のDeNA3連戦を勝ち越しと盛り返してきたチームで気を吐いているのはベテラン・坂本勇人の存在にもある。
【動画】まだまだ力は健在だ、坂本が12日の試合で14号2ランを放った場面
12日の試合では終盤の8回にダメ押しの142ランを放ち、13日の試合でも「幻のホームラン」となる飛球を放つなど、ここにきて存在感を示している。
今季は開幕時の不振からシーズンに入っても、6月24日に右太腿裏肉離れで登録抹消となるなど、34歳シーズンを加齢と向き合いながら戦うシーズンともなっている。
一方で本人もこだわりを示す「巨人のショートストップ」の座をいつまで守り続けられるか。この点については球界内からも様々な考察の声が上がっている。
ヤクルトOBで2000本安打も達成、遊撃、三塁ポジションで過去10度のゴールデン・グラブを獲得と守備の名手でも知られる宮本慎也氏が野球系YouTubeチャンネル「野球いっかん」に出演。坂本の今後の起用について言及する場面があった。
14日に更新された動画内では巨人の現状について語った。その中では少し調子を落としている秋広優人に関して「実質1年目(のシーズン)でずっといいのは理想だけど」とした上で、「どれだけ早く(調子を)戻せるか」と不調の波をいかに短くできるかが鍵を握るとした。
また最近はサードを守るドラフト4位ルーキーの門脇誠に関しては「サードの守備はもちろんあると思うんですけど、彼に試合経験を積ませたいということがあると思うんですよ」とサードでスタメン起用を続けていることのチーム意図を語る場面もあった。