巨人・坂本狂騒曲 「本人が気分転換したいと思えば」 球界内で早くもトレード説が飛び交う「舞台裏」

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 体に負担のかかる遊撃を守りながらすでに2000本安打も達成。球界屈指のスラッガーである坂本の「変化」には様々な考察の声も出ている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務めた野球解説者の高木豊氏は5日に更新した自身のユーチューブチャンネルで現在の坂本の状態について言及している。現在16打席連続無安打と不振が続く坂本に関しては「守備を見ている限りでは下半身は問題ない」としながら、現状に関して「過剰に上体を使って飛ばそうとするから、ぶれが生じる」と分析している。

 さらに一部メディアではすでにトレード説が飛び交うなどベテランの処遇をめぐって、様々な意見も出ているが、この点に関しても高木氏は言及。

 トレードの可能性に関しては事前に原監督との直接会談が持たれるはずとして、「(坂本が)気分転換させてくださいとなれば、トレードもあるかもしれない」と話した。

 すでに16打席連続無安打でこれだけ騒がれており、結果を出せない日々が続くようであれば、さらなる重責も予想される。様々なキャリアを積んできた坂本ですら、精神面が持たないのではという見方もある。

 それでも高木氏は坂本本人は巨人生え抜きのプライドもあり、最終的にトレードの道を選ばないだろうとして「こんなことでへこたれるような坂本であってほしくない」「坂本はチームの中心」と盛り返すことを期待した。

 実際、坂本が不在となったチームでは勢いが止まり、連勝ストップとなった。たとえ打てなくてもグラウンド内の存在感などチームの支柱として果たす役割は大きいという指摘もある。

 6日の試合では再びスタメン復帰すると見られる坂本に待望の安打は生まれるか。今後も原監督の起用含め注目となりそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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