原巨人への「挑戦状」? ロッテ・沢村拓一の「激アツコメント」が注目集める理由
沢村は2010年にドラフト1位で巨人に入団。ルーキーイヤーから先発として11勝をマーク、新人王にも輝いた。その後は抑えも経験、16年にはセーブ王のタイトルも獲得と順調にキャリアを重ねたが、次第に輝きを失っていく。特に課題とされる制球難に目途が立たず、巨人時代の後半は苦しんだ。
当時は中大の先輩でもある阿部慎之助二軍監督(現ヘッド兼バッテリーコーチ)も沢村復活のために様々な方法を試みたが、結局巨人で再生は果たせず。新天地での活躍を願って球団も放出を決意したとされる。実際に20年9月に敢行されたロッテとのトレード後は水を得た魚のようによみがえった。すぐにセットアッパーとして起用され、力強い投球でチームのプレーオフ進出の原動力にもなった。
巨人との関係性においては今後も様々な注目を集めそうだが、いずれにせよ、プロの世界は結果が全て。帰ってきた剛腕は今季、どんな勇姿を見せてくれるのか。ロッテファンならずとも楽しみが増えそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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