「近藤のバッティングは僕に聞かないでください」から見えた”信頼関係” 日本シリーズ進出を決めたSB小久保監督の言葉の意味とは
近藤は昨年FAで日本ハムから移籍。加入初年度から本塁打、打点の二冠王に輝いた。今季も打率「.314」で首位打者に輝くなど、チームに貢献した。また球界屈指のスラッガーを最大限に褒めたたえると、目を向けたのは、ファイナルSでは出番のなかったベテランだった。
同じくインタビューの中では3連投となったヘルナンデス、オスナの起用に関して「リードした状態で3試合とも(終盤を)迎えられたのでそういう起用になったが、まだまだベンチには劣勢になったときの代打・中村晃。結局使わずじまいだったので、日本シリーズで暴れてもらいましょう!」と出場を果たせなかったベテランの名前をあえてあげ、チーム全体の士気を高めることも忘れなかった。
ベンチで聞いているナインの顔も皆、笑顔。小久保監督との厚い信頼関係がかいま見え、この関係性こそがチームVに導いた原動力ともいえそうだ。
迎える日本シリーズで引き続き、王者の姿を見せられるか。日本一までの道のりも引き続き、注目を集める。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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