DeNA痛恨 9回4点リード守れず…新守護神の伊勢が5失点 2位決定、足踏み
しかし9回からマウンドに上がった新守護神の伊勢大夢は一死から泉口友汰、トレイ・キャベッジに連打を浴び、一死二、三塁から4番・岡本和真に2点適時打を浴び、2点差に迫られる。
その後、二死一、二塁から中山礼都に適時打を許し、1点差とされる。
さらに代打、坂本勇人に四球を与え、二死満塁のピンチを迎える。ここで打席に入った佐々木俊輔にフォークを捉えられ、さらに2人の生還を許す。このイニング、一気に5点を奪われ、試合をひっくり返された。
ここでベンチはスイッチを決断。かわった石田裕太郎がキャベッジから見逃し三振を奪い、9回を終えたが、この回は打者一巡の猛攻で5失点、ベンチの伊勢は呆然とした表情を浮かべた。
9回裏は相手守護神のライデル・マルティネスに封じられ、ゲームセット。試合後、三浦大輔監督は9回の起用に関して「伊勢に任せたということで、追いつかれるまではと思いましたけど」と振り返った。「無理をさせてしまったかな」と9月から守護神を託されていることもあり、重責を担う右腕を気遣った。
勝てば2位確定、CSファーストSの本拠地開催が決まるという大事な試合だったが、落とした。再度、挑んでいくしかない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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