中日を構想外となった中島宏之を獲得する球団は? 球界OBが指摘する「球団名」「現役続行の条件」

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 またキャリアをスタートさせた西武復帰に関しては「それはわからんな、難しいな」とした上で、すでにベテランの栗山巧、中村剛也の2人が現役続行という報道もあることで「3人ベンチに40代いたら、どうなんだという話だよね」と編成上の問題も出てくるとした。

 一方で獲得の可能性についても言及。「ただナカジが、すごく若い選手に人気もあるし。そういう意味では将来の指導者という意味で獲得しといて、将来の幹部候補生にして教育していくとか」と西武においては先を見据えての獲得も考えられるとした。

 ただいずれにせよ、来季は43歳シーズンとなることなども受け、西武以外の球団が獲得に動くことは考えにくいとの見解も示した。

 中島は00年にドラフト5位で西武に入団。西武時代の09年に最多安打、08、09年に最高出塁率を記録するなど走攻守に優れた選手として地位を築いた。メジャーにも挑戦し、帰国後はオリックス、巨人、中日と渡り歩いた。

 高木氏も「ナカジが(現役を)続けられるんだったら、続けてほしいな」と後輩の選択を後押しする姿勢も示した。

 球界を代表するスラッガーの去就は今後も注目を集めそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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