レジェンドに扮したオランダサポの“黒塗りメイク”が波紋! 当人は悪意なしと釈明「僕にとっても楽しみがなくなる」【EURO】
ただ、国際映像にも映ってしまった影響もあり、当該サポーターへの批判の声は止む気配はなく、ついには当人も謝罪をする事態に至った。オランダのニュースサイト『Dutch News』の取材に応じたバート・ファン・デ・フェンさんは、「もしかしたら、私がミスをしたか、盲点だったかもしれません。ただ、私がもっともしたくないことは、人々を傷つけることです」と説明。フリットに扮した応援を辞めるとしたうえで、こう続けた。
「私はこの一件で深く考えさせられた。本当に素晴らしい反応もたくさんもらったが、明らかにそうではない意見を持つ人々もいた。それを尊重し、耳を傾けなければいけません。私の演技に対して人々が不快な思いを抱くのは絶対に避けたい。僕は純粋に自分の楽しみのためにフリットに扮しただけだった。でも、今はそうではない。みんなの楽しみがなくなれば、僕にとっても楽しみがなくなる」
ファン・デ・フェンさんのコメントを見ても、今回の黒塗りメイクに人種差別的な意図がなかったと推察できる。ただ、こういった行為に不快感を示す人々がいるというのも事実である。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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