ソフトバンク 山川穂高獲得へ 反発の声が強まる「背景」「埋まらない穴」とは
また、過去3度の本塁打王を獲得のスラッガーが加わることで打線に厚みが出る一方で、それでも埋まらない穴も注目されている。
投手陣に関して今季のチーム勝ち頭は昨オフ、メジャーから移籍し、シーズン途中からフル稼働となった有原航平の10勝、次がチーム最年長左腕である和田毅の8勝と先発陣の不振も目立った。チーム防御率はリーグ4位の3・27。リーグ3連覇のオリックスの2・73とはピッチングスタッフの面でも大きく水をあけられているとあって、今オフはオリックスからFA宣言した山崎福也の獲得にも動いたが、日本ハムへ移籍を決断と獲得は叶わなかった。来季は後ろを務めてきたイバン・モイネロが先発転向となるなど、先発陣の層の薄さをいかにカバーするかはチーム課題として残ることに。
来季から小久保裕紀新監督が指揮を執ることになり、V奪回への道が注目される。果たして山川がどのピースを埋めるのか、反発の声を応援に替えるには結果を出し続けるしかなさそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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