山川穂高の人的補償は誰に?高木豊氏が予想する「剛腕投手」「爆発力を持つ野手」の名前
その上で、同氏は投手陣でプロテクトから外れそうな選手として武田翔太、尾形崇斗、杉山一樹、大野稼頭央、笠谷俊介、風間球打の名を挙げた。
また内野手では川瀬晃、野村大樹、リチャードもプロテクトから外れると予想。外野手では正木智也、生海らの名前をリストアップ。
また投手陣の中では、杉山に着目。「球がめちゃくちゃ速いんだよ」と最速160キロ右腕として剛腕で知られることから、仮にリストに入っていれば、注目の存在になるとした。
さらに内野手の布陣からは川瀬に関して今年、打撃が非常に進化したことで、今後「成長盛り」を迎えると言及。仮にプロテクトから外れることがあれば、西武では二塁、三塁起用が見込めるとした。
そして様々な選手の名前を挙げながら予想を進める中で、最終的に高木氏が西武側が指名すると予想したのはリチャード内野手だった。理由としては「(西武も)爆発力が欲しいよな」と今季は山川が抜けたことで得点力不足が課題に上がったチームで大砲を求める側面があること、西武の内野陣が手薄なこと、一、三塁が守れることなどを理由に挙げた。
リチャードといえば、ソフトバンクでも本格覚醒が期待されながら、なかなか一軍定着できず。ただウエスタン・リーグでは4年連続本塁打王に輝くなど、潜在能力の高さは認められており、球界屈指のロマン砲ともいわれている。
果たして西武の選択はいかに。今後も推移が注目されそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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