イチローが広めたアジア人選手の「価値」 巧打者クワンらが語った背番号51の影響力「彼を見て幼いながらに希望を持てた」
また、2023年にアジア系アメリカ人初のMLB新人王に輝いたコービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)は、マリナーズで輝くイチロー氏の背中を見て、「いつか自分も同じようなレベルでプレーできるかもしれないという気持ちになった」という。
「子どもたちが、自分と何らかの形で共感できる人を見て育つと、それが彼らに刺激を与え、何か大きなことを成し遂げたいという希望を与える」
球界のアイコンとして一時代を築いたイチロー氏。多くの記録に彩られた彼のキャリアは、「一人の人が道を開くことで、後の世代も『できる』と信じられるようになると示してくれた」(クワン談)と多大なる影響を生み出したと言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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