「マリニンも人間だったのか」鍵山優真に10点差“完敗” 米メディアが読み解く「50%」発言の真意とは【冬季五輪】
一方で、鍵山の演技を「圧巻」と形容。「出来栄え点を大量に積み上げ、演技構成点でも差を広げた」と称賛し、「演技後には、少年のような笑顔でリンクを飛び跳ねていた」と描写した。
注目されたのは、演技後のマリニンの反応だ。『NBC Olympics』は、その姿勢を「文字通り『ここにいられるだけでうれしい』というものだった」と紹介。マリニンは取材に対し、「本当に幸せな気持ち。五輪という経験は一生に一度のもの。ここで滑れたこと自体に感謝している」と語ったという。
さらに、「団体戦では、自分の力の50%程度で臨むつもりだった。それが今日の感覚だった」とも明かしており、同メディアは「合理化なのか、それとも挫折を受け止めるための方法なのか」と記し、その心境を読み解いている。
もっとも、『NBC Olympics』はマリニンの本領が発揮されるのは、フリーだと強調する。昨年12月のグランプリファイナルでは、SPで出遅れながらも、フリーで史上初となる7本の4回転ジャンプをすべて成功させ、約14点差を逆転。最終的に約30点差を付けて優勝した実績を挙げ、「それこそが、彼が“クワッドゴッド”と呼ばれる所以だ」と結んでいる。
鍵山に完敗を喫した団体戦SPは、人間らしい一面をのぞかせた瞬間だったのか。それとも、今後の神話再来への序章なのか。その行方に注目が集まる。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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