水原被告の“情状酌量”主張に異論 元MLB戦士が懐事情に意見「確かにMLBの生活基準で年俸1240万円はキツイ」

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大谷からの銀行詐欺罪などに問われている水原被告。(C)Getty Images

 米球界の酸いも甘いも知る元MLB選手からも意見が飛んだ。物議を醸したのは、違法スポーツ賭博に絡んだ銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告が裁判所に宛てた申立書内での証言だ。

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 現地時間1月23日に米検察は、大谷翔平の専属通訳だった水原被告に対し、同選手への賠償金として1697万ドル(約26億3035万円)の支払いと4年9か月の禁固刑を求刑。これに情状酌量を求めた同被告は「当時、お金に困っていた私は、これが経済的に自分を助けるチャンスかもしれないと愚かにも考えた」と釈明した。

 大谷のサポートに追われ、最大年俸50万ドル(約7700万円)を受け取りながら自身が「著しく低賃金であった」と認識していたという水原被告。そうした苛烈な状況下で借金もかさんでいき、「当時はそれしか(借金返済の)解決方法しか頭に浮かばなかった。この借金から抜けだし、彼に返すにはギャンブルで勝つことしか方法がないと思った」とも記している。

 ただ、米球界のOBからは一連の証言に厳しい指摘が飛んでいる。米野球専門YouTubeチャンネル『Foul Territory』でホストを務める元ホワイトソックスのトッド・フレイジャー氏は、「信頼していた仲間だったのに、汚い行為をしたんだ。許せない行為だ」と糾弾。その上で水原被告の申立書についても「『人生で希望を感じる瞬間はギャンブルをしている時』ね。でも、これは、彼の弁護士が考えた文言でしょ? 彼が悪人ではないと、すり替えようとしている」と断じた。

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