来季レッドブル昇格のハジャー 前任者が苦しんだ”精神面の崩れ”が最大の課題と英メディア指摘「ハジャーは感情的になりやすい」

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 トピック内では、元F1ドライバーのティモ・グロック氏の見解として、角田とローソンとも、マシンの問題以前に、「精神的に崩れていった」という主張を伝えている。エースドライバーを優先させるというチーム構造に加え、フェルスタッペンとの差に直面し重圧や迷いが生じていたとして、「問題の多くはメンタル面に起因していると思う」とグロック氏は指摘。「リアム・ローソンのケースでも、ツノダのケースでも同じだった」などと説いている。

 また同メディアは、来季のハジャーについて、「フランス人ドライバーが精神的スパイラルに陥る余地は残されていない」とも見込んでおり、与えられる役割にも言及。コンストラクターズポイント獲得への貢献が必要であるとして、「ハジャーには4度の世界王者に近づくことが求められている」と強調する。

 その上で、新たにレッドブルで走るための指針として、同メディアは以下の様な持論を綴っている。

「ハジャーは感情的になりやすいことで知られており、チームメイトに対してペースで劣る状況では、それがさらに重荷となる。プレッシャーに飲み込まれず、フェルスタッペンと自分を比較するのではなく、自身の仕事に集中しなければならない」

 さまざまな重圧を背負い、F1キャリア2年目を戦うことになるハジャー。まさに、ドライバーとしての真価が問われるシーズンとなりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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