なぜ一大旋風が起きているのか 「サッカーの国」で高まる“イタリアを代表していない代表チーム”の価値「野球界の勢力図を一変させた」【WBC】

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世界的な大躍進を遂げ、イタリア国内でも話題沸騰となっている“アッズーリ”(C)Getty Images

 世界の4強にまでのし上がり、突如として現れた“野球界のアッズーリ(イタリア代表の愛称)”。目下開催中のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で一大旋風を巻き起こしている野球のイタリア代表は、サッカー大国である母国内でも小さくないトピックとなっている。

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 連日連夜の快進撃にカルチョ(イタリア語でサッカーの意)を愛する国民たちの関心も向いている。実際、イタリアでは全国ネットを持つ公共放送『RAI』での試合中継が急きょ決定するなど、「イタリア」の名を背負う代表の存在が取り沙汰されている。

 もっとも、イタリアは野球に全く馴染みがなかったわけではない。1948年に設立されたリーグも存在している。WBCにも第1回大会から出場しており、欧州では屈指の野球大国と言っていい。しかし、その“セリエA”はサッカー界の人気には到底及ばず。世間的にはどちらの認知度が上かは明白だった。

 しかし、今大会の躍進によって世間の見方は変わりつつある。メジャーリーグでプレーする多くのイタリア系米国人選手の招集に成功し、戦力の底上げに成功した同代表は、1次ラウンドから5戦無敗でベスト4に進出。遠い米国での快挙を知った国民やメディアも「どうやら自分たちの国に強い代表チームがあるらしい」と熱視線を注いでいる。

 イタリアの大手スポーツ紙『La Gazzetta dello Sport』は、今大会に帯同している31人中26人が新シーズンを米国でプレーする選手たちであると紹介。その上で「かつては『ほとんどが米国しか知らないイタリアを代表していない代表チーム』と軽蔑していた批判者でさえ、彼らの成し遂げたことの価値を捻じ曲げられはしない。彼らは到底敵うはずのなかった相手を打ち破っている」と指摘。米国代表をも撃破した野球代表の快進撃を称えた。

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