ドジャースでWS制覇貢献もいまだ無所属 昨季13勝のフラハティが嘆く交渉停滞の現状「今の状況は普通じゃない」

今オフにFAとなるも依然として契約先を見いだせずにいるフラハティ。(C)Getty Images
球春の到来が間近に迫るなか、群雄割拠の米球界では、いまだ契約先が見つからない大物もいる。その中の一人がジャック・フラハティだろう。
現在29歳のフラハティはキャリアの最盛期にあると言っていい。シーズン途中にタイガースからドジャースに移籍した昨季は、計28先発で13勝7敗、防御率3.17、WHIP1.07の好成績を収めた。とりわけドジャースでは、先発の駒が相次いで故障離脱を余儀なくされる状況で先発ローテーションの一角として活躍。チームのワールドシリーズ制覇に貢献した。
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今オフにFAとなったフラハティを巡っては、古巣のタイガースのドジャースをはじめ、メッツ、ブルージェイズ、ジャイアンツなどさまざまな契約の“噂”は飛び交ってきた。がしかし、いまだ合意には至っていない。総額1億ドル(約158億円)以上の5年契約の獲得を目論んできた本人側との交渉が停滞していると囁かれている。
2月中旬の春季キャンプに向け、いち早く拠点を見つけたいという心境は想像に難くない。実際、本人は遅々として具体化しない交渉状況に「変な感じがする」と語っている。米野球専門のポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演したフラハティは、自身の現況を次のように語っている。