元世界王者ジョシュアが圧倒KO勝ち…お騒がせYouTuberの“茶番劇”に非難の嵐「逃げ回るのがやっと」「実に不愉快だ」
一方で批判的な声は、勝者にも向けられている。英紙『The Telegraph』は「ジョシュアは、マイアミでジェイクを止めるのに6ラウンドも要し、恥ずかしい思いした」と指摘。ボクサーとしての地力で優る相手に粘られたジョシュアを痛烈に非難した。
「ヘビー級の世界チャンピオンに2度も輝いた英国人ファイターが、YouTube界のスターとして名声を博しただけの相手に対し、もっと早く試合を終わらせなかったという事実は、実に不愉快だ。ジョシュアはジェイクを何ラウンドも主導権を掴み続け、決して手を離さなかった。時折、ポールに対して手加減しているように感じられる場面もあったぐらいだった。
この試合はひどい試合だった。ジェイクが何度もリングに倒れ込み、レフェリーは彼に『観客はこんなクソみたいなものを見るために金を払ったんじゃない』とも言い放ったぐらいだ。少なくとも、こんな試合がオフィシャルマッチとして認可されたことについては、ボクシング界が真剣に検証し、見直すべきだ」
参戦選手のネームバリューや戦前のイベントなど話題が尽きなかった。しかし、双方に明らかな差があり、娯楽だけを追求した試合にスポーツとしての価値があるというのだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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