W杯で立ちはだかる“8強の壁”を破る11人は誰だ?「アジア最強」とされる3-4-2-1に当てはめてみた

タグ: , , , , 2025/1/14

選手のレベルは着実に上がっている。次回のW杯では8強の壁を破りたいところだ(C)Getty Images

 2002年、2010年、2018年、2022年。日本代表は過去4回のワールドカップで、グループステージの突破に成功した。

 ところが、まだ決勝ラウンドでは一度も勝っておらず、4回ともベスト16止まり。延長戦にもつれた試合が3回、うち2回はPK戦まで戦い抜いたが、いずれも惜敗した。かなり肉薄はしつつも、ベスト8の壁に阻まれているのが現状だ。

【動画】小川航基が決定力を見せつける!伊東純也のクロスにあわせた中国戦のゴラッソをチェック

 現在開催中の最終予選を突破すれば、このベスト8の壁に「過去最強」との呼び声も高い、第二次森保ジャパンが挑むことになる。一方で、48か国が出場する北中米ワールドカップは、グループステージを突破するとラウンド32からのスタートになるため、2度勝ち上がらなければベスト8にたどり着けない。これは大きな変更点だ。

 2026年、この挑戦の舞台に立つのは誰か。逆にどの選手たちなら、ベスト8の壁を越えられるのか。本稿は現在のメインシステムである3-4-2-1に合わせ、「THE8強突破イレブン」を選んでみた。

 まず、1トップに選んだのは上田綺世だ。小川航基も有力な候補だが、ここでは得点力だけでなく、攻守における味方との連係を重視してチョイスした。

 11月の中国戦で2ゴールを挙げたように、クロスに合わせる小川のヘディングは非常に魅力的だ。ファーサイドから狙うのが得意で、自分の形を持っている。しかし、ベスト8の壁に挑む際は、対戦相手が強豪国になる可能性が高く、対峙するDFもビッグクラブ級だ。上田にしても、小川にしても、最終予選のように1トップが個で圧倒して叩き込むようなゴールは計算しづらい。

 となれば、いかに味方と連係し、相手が予測不可能な攻撃パターンを増やせるかだ。また、高い位置からのプレッシングを嵌めるためには、守備の連係も重要になる。その点で言えば、前回ワールドカップから継続して名を連ねる上田に、今は分がある。

 一方で、もう一つ考えたいのはPK戦。過去4回のベスト8挑戦において、2度阻まれたPK戦の対策は、絶対に不可欠だ。

 上田と小川は、PKのキッカーを任せるに足る技術と経験を持っているが、スタメンで出場した1トップが、120分後のピッチに残っている可能性は低い。おそらくキッカーに指名できるのは、途中から出場したほうの1人だろう。しかし、カタール大会の苦いPK戦を思い返すと、できればもう1人、シュート自慢の選手をPK戦に送り出せる陣容が望ましい。その意味では、最近メンバーに名を連ねるようになった、大橋祐紀の台頭に期待している。

「アスリート/セレブ」新着記事

『CoCoKARAnext』編集スタッフ・ライターを募集

CoCoKARA next オンラインショッピング

PICK UP ユメロン黒川:寝姿勢改善パッド「nobiraku」 寝ている間が伸びる時間

腰が気になる方!腰まわりの予防に、試してみませんか? 寝ている間が、ととのう時間。 nobirakuはパフォーマンス向上の為の“大人のお昼寝”にも最適!

商品を見る CoCoKARAnext
オンラインショップ

おすすめコラム