日本には「秩序がある」 驚異の25万人動員の来日興行でド軍戦士たちが体感した“最高のホスピタリティ”「本当に信じられない」

日本人5選手が居並んだ今回のMLB開幕シリーズは大いに華やいだ。(C)Getty Images
東京ドームは興奮の坩堝と化した。3月19日に東京ドームで行われたMLBの開幕シリーズ第2戦はドジャースが大谷翔平の今季第1号アーチなどでカブスに6-3で勝利。前日に行われた第1戦を含めた連勝でレギュラーシーズンのスタートを切った。
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大きな盛況の中で、日本でのMLB興行は幕を閉じた。15日と16日に行われた巨人と阪神とのプレシーズンゲームを含めた合計6試合での観客動員数(MLB公式サイトより)は、単純計算で25万2795人の大入り。その盛り上がりは、さながら劇場と化した東京ドームだけでなく、宣伝がいたるところで打たれた都内でも感じられた。
野球、ひいては大谷がもたらすフィーバーぶりを存分に示した国際イベントの楽しさを享受していたのは、何もファンや関係者だけではない。グラウンド上でハイパフォーマンスを披露したメジャーリーガーたちも同様である。今月13日の来日からわずか6日という短期滞在ではあったが、彼らは日本のホスピタリティに触れ、刺激を受けていた。
「やっぱり食べ物は最高だった。間違いなくそう言える」
そう断言するのは、ドジャースの先発右腕タイラー・グラスノーだ。3月18日のカブス戦を前に地元局『Sports Net LA』の取材に応じた31歳は、「日本は人々も本当に親切で、温かい。そして街全体が綺麗だったのも印象的だった。なんというか、すべてが整っている感じがするんだ。すごく秩序があって、誰もが礼儀正しいんだ」と指摘。日本での生活に対する心地よさを語った。