「フィジカルで圧倒した時代は終わった」 韓国サッカー、日本戦3連敗で母国メディアも落胆 ホームでの惜敗に「言い訳は通用しない」
日本での開催となった前回大会に続いての“日韓決戦”での敗戦に、同メディアは、「これまで言い訳にされていた『アウェーだから負けた』という理屈は、もはや通用しない。2025年はホームでの開催だったにもかかわらず、日本に力負けした。地元ファンの応援の中でも、両国の実力差を覆すことはできなかった」と振り返る。
さらに、「韓国がフィジカルで日本を圧倒していた時代は、すでに終わっている」などと現在における両国の戦いぶりを評しながら、「今回の東アジアカップは、テスト的な意味合いも強い大会だったとはいえ、日本に3連敗という結果は韓国にとって深刻な問題だ」と訴えながら、「韓国はこの3試合で7失点を喫し、1点も取れなかった」と指摘。
また、今大会での両チームの戦術面についての印象として、「韓国の『強み』として、フィジカルとスピードが挙げられたものの、日本の選手が見せる正確なパスワークやボール保持能力といった『基礎的な部分』は大きく欠けている。ハードウェア(肉体的資質)はあっても、ソフトウェア(戦術や技術)がアップグレードされていないのが現状だ」などと綴っている。
今大会での日本と韓国の対戦スコアは僅差だったものの、地元メディアは試合内容などから“完敗”を強調しているような反応を見せている。だが、ともにアジアをリードする存在として、両国間では今後もさまざまなシチュエーションにおいて、熾烈なせめぎ合いが繰り広げられることになるはずだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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