日本の“最恐打線”が見逃さなかった韓国34歳右腕の不安――日韓戦の勝負を分けた投手の心理「判定に言い訳はできない」【WBC】
日本の強力打線に飲み込まれたコ・ヨンピョ(C)Getty Images
試合前から抱えていた“不安”が災いした。
3月7日、韓国代表はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンドC組の第2戦で、野球日本代表「侍ジャパン」に6-8で敗北。これで日韓戦は11連敗という屈辱的な結果となった。
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決して防戦一方というわけではなかった。韓国は初回に日本の先発・菊池雄星から3点を先制。序盤戦の流れを掴む意味でも幸先の良いスタートを切っていた。
しかし、侍たちの異次元の強打を前に優位性は長く持たなかった。結果的に流れが変わるキッカケとなったのは、先発右腕コ・ヨンピョが容易く攻略されてしまったことに他ならない。
戦略的意図を持っての起用だった。というのも、韓国は8日に2位争いを展開する台湾と対戦するのだが、ここにエース級投手を当てるという計算があった。無論、コ・ヨンピョも直近5年で4度の二桁勝利を挙げている技巧派だが、MLB通算78勝を挙げたベテラン左腕リュ・ヒョンジンや、2023年にレンジャーズで12勝をマークしたデーン・ダニングと比較すれば、見劣りは否めず。当人も指揮官の抜擢に「『なぜ僕に日本戦を任せたんだろう?』と思う」「どう勝負すべきかっていう不安も多かった」と漏らしていた。
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