ベネズエラ戦の焦点は「落ち球の精度」──元侍スコアラー三井康浩が語る“短期決戦の勝ち方”【WBC】
硬軟織り交ぜるアラエスのバッティングには警戒したい(C)Getty Images
ベネズエラ打線では、最も警戒すべき存在として4番のルイス・アラエスを挙げる。
「勝負が早く、選球眼も良い。ポイントゲッターにもチャンスメーカーにもなる。ここを抑えれば勝てる可能性は一気に高まる」
アラエスには「アウトコースのさらに外、ボール1個分が弱点に見える。そこを突けば凡打を打たせられる」があると指摘。攻め方次第で攻略可能だと語った。
また、ベネズエラ投手陣は「先発以外は弱い」と分析する。「高めの速球を追うと日本人は力負けする。ベルトより低めを狙えば技術が生きる」と、日本の“スモールベースボール”がハマれば、流れを引き寄せられると見ている。
強打者が並ぶベネズエラは確かに脅威だが、過度に身構える必要はない。鍵となるのは、落ち球の精度、アラエス対策、そして中盤のロングリリーフ。これらが噛み合えば、日本は十分に主導権を握れる。
短期決戦は、一瞬の判断とわずかな綻びが勝敗を分ける舞台だ。準々決勝の一戦は、まさに“日本の投手力が世界一であること”を証明する場となりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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