日本の十八番はどこへ? なぜ力負けを喫した? 激闘を勝ち抜くベネズエラの“妙”が露呈させる侍ジャパンの「隙」【WBC】

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今大会後に退任する意向となっている井端監督(C)Getty Images

 綿密に計算された継投は、侍ジャパンの“不足要素”を浮き彫りにするようでもあった。

 現地時間3月16日に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝で、ベネズエラ代表はイタリア代表に4-2で勝利。史上初の大会制覇まであと一つと迫った。

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 今大会の台風の目となっていたイタリアを食い止めたのは、冴えわたる継投の妙。2回途中に2失点を喫した先発のカイダー・モンテロからリカルド・サンチェスにスイッチしたベネズエラは、そこから6人を費やしながら無失点リレー。とくに終盤7回からのエドゥアルド・バザルド、アンドレス・マチャド、ダニエル・パレンシアの方程式は、計5つの三振を奪う支配力を発揮した。

 効果のほどは、何よりも数字が物語る。先述のマチャドとパレンシアはいずれも防御率0.00。他にもエマヌエル・デヘススは1.23、ホセ・ブットが0.00と抜群の安定感を誇っている。「結果論だ」とは言えば、それまでだが、WBCのような短期決戦においては頼もしい。この中継ぎ陣を確立できたのは、編成の手綱さばきが見事だったという他にない。

 そんな“継投”は日本の十八番でもあったはずだ。少なくとも世界制覇をやってのけた2023年大会には、不測の事態にも備えられる強さがあった。

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