変化するMLBの日本人への“ミカタ” 米記者が証言する米球界の事情「渡米を志す選手の考え方を理解しなければ獲得できない」
ワールドシリーズ連覇を成し遂げたドジャース。その中心には日本人選手たちがいた(C)Getty Images
激闘続きだったワールドシリーズの終幕から約2週間。米球界では現地時間11月11日からラスベガスでのGM会議が始まり、球界トップの編成責任者によるFA戦線の探り合いが本格化している。
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今冬の移籍市場におけるトレンドの一つとなりつつあるのは、日本人選手たちの動静だ。NPBからのポスティングシステムを利用しての移籍が決まった村上宗隆、岡本和真、今井達也をはじめ、米球界でFAとなっている今永昇太、菅野智之などの契約が注目されている。
そんな今冬の市場にあって、各球団の日本人選手に対する“ミカタ”も変化されているという。あらゆる移籍事情に精通する米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者は、ポッドキャスト番組「Dan Patrick Show」において「今は多くの球団が日本に掘り起こすべきタレントがいることを理解している」と指摘。獲得に膨大な準備期間を擁しているとした。
「今は日本の選手たちにとって重要な着地点となること、そして日本文化に友好的であること、そして渡米を志す選手の考え方を明確に理解できていることを示さなければ、トップクラスの才能は獲得できない」
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