Juju、フォーミュラEマシン初テスト決定 ジャガーから女性限定セッション出走 世界への新たな一歩
Jujuは新たな挑戦を「本当に楽しみ」と語った(C)Getty Images
NODAレーシングコンサルタンツは、スーパーフォーミュラに参戦する女性ドライバーのJuju(野田樹潤)が電動車のフォーミュラE世界選手権の公式プレシーズンテストにジャガーTCSレーシングの一員として参加すると発表した。10月31日にスペイン・バレンシアで女性ドライバーのみによるテストセッションでドライブする。日本人女性のテスト出場は2024年の小山美姫がローラ・ヤマハABTフォーミュラEチームから参加したのに続いて2人目。世界選手権クラスのフォーミュラカーを公式に走行するのも自身初となる。
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同選手権の公式ホームページでJujuは「フォーミュラE女子テストのためにジャガーTCSレーシングに参加できることを本当に楽しみにしています。GEN3 Evoマシンを運転することは私にとって新しい経験です。チームから学び、この環境で自分自身を追い込むことに興奮しています。モータースポーツにおける女性を支援し、才能あるドライバーに門戸を開くのに役立つイニシアチブに貢献できることを光栄に思います」とコメント。
ジャガーTCSレーシングのイアン・ジェームズ代表も「この取り組みは、モータースポーツにおける女性の才能に有意義な機会を創出する上で重要な役割を果たし続けており、両ドライバーはチームに並外れたスキル、経験、野心をもたらします」とした。
Jujuは11歳だった2017年に香港で行われたフォーミュラEの大会を現地で視察したことがあり、そのときには「いつかはフォーミュラEのマシンをドライブしたい」と話していた。






