「若手は年上に果物を運ぶ」――ドイツ生まれの韓国代表戦士が語った“年功序列文化”が物議! 国内で異論が噴出「衝撃だ」

タグ: , , 2025/10/8

母の母国である韓国で代表選手となったカストロップ(C)Getty Images

「アジアの虎」(韓国代表の愛称)の一員となったドイツ生まれの若武者が投じた“疑問”が衝撃を生んでいる。

 去る9月29日、韓国代表はパラグアイ代表とブラジル代表と対戦する親善試合のメンバーを発表。9月に続いて、ドイツ人の父と韓国人の母を持つイェンス・カストロップを招集した。

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 今年9月のアメリカ代表戦で韓国代表デビューを飾った22歳は、ブンデスリーガの名門ボルシアMGに在籍し、ドイツU-21代表としての出場歴を持つ逸材。「本人に韓国代表入りへの強い意志があった」(ホン・ミョンボ監督談)と、母の生まれた土地でのプレーを選んだ。

 韓国男子サッカー史上初となる「海外出生のA代表選手」ともなったカストロップ。しかし、生まれも育ちもドイツである彼にとって、韓国文化に違和感もあるようだ。ドイツの日刊紙『Kicker』の取材に応じた22歳は、「韓国語は構造も文字も違うから、まだ韓国語を話す人の話は理解できていない」と明かした上で、こう漏らしている。

「ドイツとはロッカールームとかでも文化は違う。韓国は全員礼儀が正しいんだ。みんな、挨拶するときは頭を下げるし、年齢による序列が明確にある感じがする。目上の人に対して尊重する気持ちが非常に大きいんだ。若手選手はエレベーターに最後に乗るし、食後には(年上の)他の選手にフルーツを運ぶ。そして、全員が食べ終わるまでテーブルを離れることもない」

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