「支配下、待ってます!」虎戦力外→開幕1軍目指すプロ6年目内野手の歩みが話題 ユーティリティに加え、足も持ち味

遠藤は東海大相模出身、内外野で出場機会を目指す(C)産経新聞社
今春のキャンプでは戦力外から他球団へ移籍、新天地で新たに躍動した姿を見せている選手の姿も多く話題を集めている。
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DeNAから戦力外となり巨人に移籍した石川達也や、ともにソフトバンクの育成契約を拒否し、中日と育成契約で入団した左腕、三浦瑞樹、西武に同じく育成で入団した仲田慶介も今春のキャンプで元気な姿をアピールしている。
またこのところ猛烈にアピールを続けているのは昨年、阪神を戦力外となり、オリックスに育成契約で入団した遠藤成だ。
遠藤は東海大相模から2019年ドラフト4位で阪神に入団。プロ5年間で1軍実績はないながら、昨季は2軍で自己最多の126試合に出場し、打率.262をマーク、ウエスタン・リーグ1位の出塁率.392、リーグ2位の30盗塁をマークするなど、俊足も持ち味となっている。
悔しさを胸に今春のキャンプでは23日のソフトバンクとのオープン戦(宮崎・清武)で途中出場すると5回二死満塁の好機に左翼線へ適時二塁打をマーク。さらに翌日の24日も、熊本ゴールデンラークスとの練習試合では逆方向となる左翼席へ豪快なアーチをかけ、目指す支配下に向け、猛アピールを続けている。
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