「ソフトバンク、巨人、あとは西武」阪神が誇る31歳助っ人右腕をめぐってオフは大争奪戦必至か 球界OBの考察「1年働けば、10はいく」
デュプランティエについて高木氏は「これはどこも欲しいだろう」と明言。仮に移籍市場に出れば、争奪戦になるという見込みを示した。
まず在籍する阪神においては才木浩人が今オフのポスティング移籍も視野に入る中、安定した力を発揮している剛腕の力は求められていると指摘。
阪神では今季、主戦捕手を務めた坂本誠志郎との相性の良さもあり、ヒーローインタビュー等でも感謝を伝えるシーンもみられることで「阪神にある程度の恩もあるだろうし 愛情を感じているようなタイプだと思う」「そんなに簡単に動かないような気はするけど」と、まず第一の選択肢になると見る。
その上でメジャー球団も熱視線を向けているとされる中で本人がどうキャリアプランを考えていくか、兼ね合いもあるとした中で、剛腕を狙う他球団の動きについても考察。
安定して力を発揮する先発投手はどの球団も欲しいピースであり、仮にNPBの移籍市場に出てくれば、「やっぱりソフトバンク、巨人 あとは西武」と3球団が有力な候補になりうるという見方を示した。
ソフトバンク、巨人は資金面に余裕があり、西武では今オフ、3年連続2桁勝利をあげた今井達也がポスティングによるメジャー挑戦希望を表明。今後球団と話し合いを進める中ですでに米メディアでは若き剛腕に最大で約300億にものぼるビッグディールになると伝えられる中、仮にポスティング移籍が実現すれば球団には多大な譲渡金が入るため、獲得資金に回せるという公算を示した。
またリーグ3位、CSファーストSにおいてDeNAに2連敗で終戦となった巨人も待ったなしの状況だ。
今季の苦戦には先発陣の構築に苦しんだ面も響いた。開幕投手を務めた戸郷翔征は8勝9敗と負け越し、山崎伊織が11勝4敗とキャリアハイの成績を残すも、2桁勝利はほかにおらず。プロ4年目右腕の赤星優志は6勝9敗、飛躍が期待された6年目左腕の井上温大も4勝8敗と伸び悩んでいる側面がある。
来季巻き返しには戸郷の復活、また若手投手陣の育成が欠かせないが、今オフは大規模な先発補強に動くとされる。
高木氏はデュプランティエに関して「1年働いたら確実に10(勝)はいく どこでも欲しいと思う」ときっぱり。
魅力についても「賢いし いつも冷静に投げてくれる」「ある程度、日本の配球みたいなものはわかっている」とすでに日本の野球を理解していることも市場価値を高めるとした。
ナイスガイぶりでファンも多い背番号20の去就が、再び始まるチームの熱いポストシーズンの戦いとともに注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
『高木豊のプロ野球大会議in横浜』
出演者:高木豊 森藤恵美 梶谷隆幸 大和 その他ゲスト
日時:11月9日(日)開場14:00 開演14:30 終演16:00(予定)
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