仁義なき争奪戦 虎の「ドクターK」の流出防げるか 今季2完封、驚異の0.81 頭脳的な投球も魅力
デュプランティエは来日1年目から高いパフォーマンスを示した(C)産経新聞社
レギュラーシーズンを圧倒的な強さで優勝を飾った阪神は日本シリーズでソフトバンクに敗れた。
対戦成績1勝4敗、投打の選手起用において攻めの姿勢を貫いた小久保ソフトバンクの勢いに飲まれる形となった。
【動画】デュプランティエは7回無四球無失点と安定の投球を見せた
再び、目指す日本一への道を摸索していく中、オフの各選手の動向にも注目が高まっている。
ジョン・デュプランティエは今季来日1年目ながら8月までに15試合に先発、6勝3敗、2度の完封勝利と高いパフォーマンスを示した。
特に球威ある直球とナックルカーブのコンビネーションで三振の山を築くなど、奪三振率は11.22と驚異の数字を残した。ほかにもシーズン中は90.2回を投げ、与四球は20、WHIP(1イニングあたりの走者の数)0.81と抜群の安定性も強みとなっている。
またデュプランティエといえば、冷静な投球術、バッテリーを組む坂本誠志郎にも常に感謝の気持ちを示すなど、クレバーさも光る。
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