V奪還を目指す阪神の新外国人3選手の実力は? 球団OBが上々の評価 現有戦力との起用法にも言及「藤川監督は悩ましいところ」
そして、ヘルナンデスにはシチュエーション毎における、右打者としてのバッティング内容を称えている。下柳氏は、左ピッチャーに対した時には引っ張って長打が打てるスイングだと説きながら、「右ピッチャーが相手でランナーがいる場面では、無理せずにおっつけて右方向にタイムリーを打っていた」と振り返っており、「ホームラン狙いよりも打点を稼ぐ打者として、5・6番で打たせたい」と期待を寄せた。
守備ポジションでは、ヘルナンデスがこれまでサード、ファースト、外野を守ってきていることで、「(阪神では)レフトで前川(右京)君と争うことになるのでは」と予想。下柳氏は、「新外国人だからある程度はスタメンで起用し続けることも考えられる」と見込む一方で、台頭著しい前川との併用の可能性もあるとして、「藤川監督は悩ましいところ」と述べながら、表情を崩していた。
今オフ、投打で昨季のVメンバー数の退団が発表された。そのため、新加入の外国人プレーヤーそれぞれの活躍が、来季の阪神の行方を左右すると言っても過言では無いだろう。キャンプ、そして開幕以降のパフォーマンスが大いに注目される。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
【柳に風(下柳剛公式チャンネル)の当該動画はこちら/https://www.youtube.com/watch?v=rgAdi4l3RcU】
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