全日程終了のウインターミーティングの「勝者」と「敗者」を米CBSスポーツがジャッジ、勝者は大谷超え巨額契約の強打者と球団、敗者にはかつての常勝軍団も

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 もっともそのヤンキースはソトの争奪戦に敗れた直後、ブレーブスからFAのマックス・フリード投手を8年総額2億1800万ドル(約333億円)で獲得した。この点に関しては「ヤンキースも勝者」と高く評価。「ゲリット・コールに次ぐ先発2番手に期待され、カルロス・ロドンよりも高い評価となるだろう」と指摘した。

 またそれ以外の「勝者」としてはレッドソックス、ナショナルズ、ガーディアンズの3球団も挙げた。レッドソックスはプロスペクト4選手を放出するトレードで、ホワイトソックスからギャレット・クロシェット投手を獲得。ナショナルズはドラフト指名順抽選で2025年の全体1位指名を手にした。ガーディアンズはブルージェイズ、パイレーツと事実上の三角トレードを成立させ、アンドレス・ヒメネス内野手の放出する代わりに3投手の補強に成功した。

 逆に「敗者」に指名したのが、オリオールズとアストロズの2球団。エースのコービン・バーンズがFAとなったオリオールズは先発投手が補強ポイントだが「次々と大物の契約が決まっているのを、指をくわえて見ているだけだった」。アストロズはまだFA選手と契約できておらず、自軍からFAのアレックス・ブレグマン内野手との残留交渉は進まず、カイル・タッカー外野手のトレードが浮上している。

 大物の契約が次々とまとまり、次はロッテからポスティングシステムで移籍を目指す佐々木朗希の番だと指摘する米メディアも多い。25歳未満の海外選手との契約ルールのため、正式に契約を結ぶのは来年1月15日以降となるが、移籍交渉は本格化していきそうだ。





[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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