「ソトはボンズじゃない!」打率0割台と低迷する1147億円男の“苦境”にMLB伝説打者が指摘「巨額契約が価値を誤解させている」
「誰もがフアン・ソトがバリー・ボンズのようなことをするために契約金を払われたと思っている。そうじゃない。ソトはいつも通りのことをするために契約したんだ。30本塁打、90~100打点、打率.280~.290、そして素晴らしい出塁率を記録することだ」
さらに「彼は決してバリー・ボンズではない」と強調するオルティス氏は、「ソトは完璧なタイミングでFAとなり、完璧な契約をした。これは単に運ではなく、戦略と実績によるものだ」と断言。当人と周囲の契約戦略を評した上で、こう続けている。
「あの巨額契約が、彼の選手としての価値を誤解させている。しかし、メッツのオーナーは『彼は他球団でより低い金額でプレーしない限り、私のチームでプレーする』と言った。これだけで勝負は決まっていた。
そして、俺たちが話しているのは、世界最高の選手でも、最も完成度の高い選手に関することでもない。シーズンが終わればいつも通りの成績を残す、非常に優秀な選手のことを言っているんだ。シーズンは長いんだ。彼はいつも通り、必ずそれに応えてくれるはずさ」
開幕2か月で強まる一方の批判をいかに吹き飛ばしていくのか。不振を極めるソトのパフォーマンスから目が離せない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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