1147億円男ソト、真価が問われるシーズン最終盤 POを逃せば「大失望。厳しい批判は間違いなく彼に向けられる」
チームはこれからパドレスとの3連戦に挑む。ソトは自慢のバットで勝利に導けるか(C)Getty Images
正念場を迎えているチームを救うのは、やはりこの男かもしれない。
プレーオフへの熾烈な戦いを繰り広げているメッツにおいて、フアン・ソトのパフォーマンスが注目を集めている。9月の月間打率(15日まで)は3割を大きく上回っており、13日のレンジャーズ戦でシーズン40本目のホームランを放ち、2年連続で“大台”を達成。盗塁32の数字と合わせて、「40-30」の偉業も成し遂げることとなった。
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メッツは今月まさかの8連敗を喫しており、ワイルドカード争いで瀬戸際に立たされる中、ここから勝利を積み上げるには主軸であるソトが好調を維持する必要がある。当然、“史上最高額”の契約を交わし入団を果たした、スーパースターとしての真価が問われる状況であることも言うまでも無いだろう。
米メディア『YARDBARKER』でも、シーズン最終盤で打棒を奮うソトが、ここからの戦いでのキーマンに位置付けている。15日に掲載となったトピックの中で、昨オフにソトがメッツと結んだ契約を振り返っており、「プロスポーツ史上最高の15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時のレート)の契約書にサインしたとき、期待は一気に天井知らずとなった」などと綴り、その上で、「この契約を正当化するためには、個人としての成功はもちろん、ソトがチームを大きな成功へ導くこともファンは期待している」と指摘する。






