有明熱狂の王座戦! 西田凌佑に“バンタム最強”を証明した中谷潤人が井上尚弥に挑戦状「もうすぐ行くので待っててください」
そして、ここで激闘は思わぬ決着を見る。7回が始まる直前に西田の右肩脱臼が判明。陣営が試合続行の不可能と判断して棄権。無念の試合終了となった。
日本人王者を破り、2本のベルトを肩にかけた中谷。結末こそアクシデントによるものだったが、序盤から最後まで攻め切った姿には、いまだ底知れぬポテンシャルが垣間見えた。
また、この日はリングサイドに現世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)も見守った。来春の対戦が決定的となっている異例の状況で“モンスター”の鋭い視線を受けた中谷。試合後に「これがチャンピオン同士の戦いと感じられた」と激闘を振り返ったビッグバンは、井上とのドリームマッチに向けては「もうすぐ行くので待っててください」と意気込んだ。
[取材・文/構成:羽澄凜太郎=ココカラネクスト編集部]
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