「戦い続けるのは不可能」無敗のIBF王者を壊した中谷潤人の“破壊力” 衝撃的なTKOに英メディアも愕然「ニシダの目は封じられた」
英スポーツ専門ラジオ局『talk SPORT』は「ジュント・ナカタニが凄まじい破壊力を発揮した。世界チャンピオンであったニシダは、右肩を脱臼し、右目も潰れてしまっていた」と激闘を総括。「ニシダは実に粘り強く、激しい攻防を繰り広げた」と西田の大健闘を称えつつ、「容赦ないパウンド・フォー・パウンドのスターが怪我を狙うようになり、ニシダの目は完全に封じられてしまった」と中谷自身が「非情」と表現した攻撃を絶賛した。
「ニシダは棄権を拒否していたが、不幸にも目がひどく腫れ、右肩も脱臼。これ以上戦い続けるのは不可能だと判断されてしまった。ナカタニにとっては、予想以上に厳しい戦いだったかもしれない。しかし、彼は、なぜ自分が世界中のスポーツ界が侮れないほどの強力な存在であるかを改めて証明した」
無敗のIBF王者を破壊した中谷。来年5月に東京ドームでの対戦が濃厚となっている世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥（大橋）との闘いに向け、その価値は確実に高まったと言えよう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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