坂本花織は「勝てた」 金メダルまでの1.89差が埋まらなかったワケを露メディアが徹底分析「リウとの違いは明らか。サカモトは真逆だった」
ミラノ・コルティナ冬季五輪で銀メダルに終わり、悔し涙を流した坂本(C)Getty Images
表彰台の頂との差は1.89しかなかった。今冬に開催されたミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート女子シングルで、銀メダルとなった坂本花織だ。
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今季限りでの現役引退を表明し、この五輪を「ラストダンスの舞台」と位置付けて挑んでいた24歳のクオリティは決して悪くはなかった。真価が問われたフリーでは、冒頭のダブルアクセルをダイナミックに決めると、そこからの3回転フリップ、3回転ルッツ―2回転トーループも危なげなく成功。最初から最後まで安定感のある滑りを見せ続けた。
ただ、金メダルを手にしたアリサ・リウ(米国)も凄まじかった。「自由だった」と評された20歳のパフォーマンスは、素人目にも伸びやかさを感じさせ、ルッツートーループの連続3回転など大技を矢継ぎ早に成功させる滑りは大衆を虜にする魅力が詰まっていた。
それでも合計点の差は冒頭の値しかなかった。だからこそ、坂本はメダル確定後に人目をはばからずに涙し、「相当悔しい」と本音を隠そうとしなかったのだろう。
では、世界は両者の差をどこに見ていたのか。フィギュア大国ロシアの日刊紙『Gazeta』は、「アリサ・リウのオリンピックでの勝利は正当なものか?」と銘打った記事内で、最終盤までメダル争いを繰り広げたライバルとの比較を展開。坂本について「開幕前から明らかな優勝候補。つまり金メダル獲得の最有力候補と考えられていた」と下馬評を紹介した上で、次のように分析した。







