三笘薫のバイエルン移籍で「巨額を得る」 ブライトン地元メディアは今夏の“即時売却”の重要性を強調「価値を最大化できる」
興味深いのはブライトン側も三笘の移籍を好意的に捉えている点だ。
地元ニュースサイト『Sussex Press』は「ブライトンは世界中からこの28歳の関心が高まることに備えている」と強調。無論、流出によって想定される戦力ダウンを「災難」と評しているが、「ブライトンは、2年もの契約期間を残しているこの夏にミトマを売却できれば、移籍価値を最大化できる立場に変わりはない」と断言した。
三笘の去就については、バイエルンとリバプールが獲得競争を展開するドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(現レバークーゼン)の去就次第ではある。そうした市場動静をふまえ、『Sussex Press』は、エース売却に対する持論を展開している。
「ブライトンのポール・バーバーCEOは、今年初めにどこかのタイミングでトップクラスのタレントを売却する『可能性が高い』と認めている。そしていま売却時期は今夏になる可能性があり、仮にバイエルンへの売却が成功すれば、2021年に川崎フロンターレからミトマを獲得するために支払ったと報じられている300万ポンド(約4億5000万円)よりも巨額の利益を得ることになるだろう」
莫大なるリターンを見込んでいるブライトン側の反応を見ても、情勢はバイエルンと三笘の決断次第とも言える。シーズン終了とともにより深まっていくであろう交渉の行方に熱視線は注がれていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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