急転直下のブライトン残留…三笘薫の去就に元英代表FWが愕然「ちょっと奇妙。バイエルンに行くのではなく、残るのは本当に衝撃だ」
ゴラッソを連発し、ブライトンの象徴となっている三笘。(C)Getty Images
今夏中の“ステップアップ移籍”が有力視されていた日本代表MFの去就が衝撃を生んでいる。現地時間7月2日、英衛星放送『Sky Sports』は、三笘薫が所属するブライトンに移籍しない意向を伝え、新たな契約延長を望んでいると報じた。
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現在28歳の三笘は、22年7月から在籍するブライトンで絶対的な地位を確立。ファビアン・ヒュルツェラー監督が就任した昨シーズンも左ウイングを主戦場として公式戦40試合で11ゴール、3アシストを記録。大きなインパクトを残してきた。
プレミアリーグを舞台に鮮烈な輝きを放つ日本代表ウインガーには、欧州メガクラブからの関心が殺到。今夏にはブンデスリーガの超名門バイエルンが「最大4500万ユーロ(約72億9000万円)で獲得する可能性を検討している」(独衛星放送『Sky』)とも伝えられ、ブライトンからのさらなる飛躍が注目されていた。
一連の内情を伝えた『Sky Sports』によれば、ブライトン側は「ミトマの重要性を反映した新たな契約で、その活躍に報いたい」と考えており、27年6月までの現行契約を上回るオファーを提示。これに対して三笘側も「クラブに留まって、新契約を結びたい」と前向きな動きを見せたという。
エースの地位を得ているブライトンに残ることで、プレミアリーグでの出場機会は確約され、個人としての成長は見込める。ただ、バイエルンやアーセナルといったメガクラブからのオファーを選ばなかった判断は、とりわけ英国内で小さくない衝撃を生んだ。






