奪三振率19.89! 松井裕樹2世だ 楽天の高卒4年目左腕に大ブレイクの予感
泰の好投はファンに大きな期待を抱かせるものだった(C)産経新聞社
プロ野球の世界で、順位も確定したこの時期の楽しみは、イキのいい若手選手が1軍で躍動する姿を見られることです。
パ・リーグ4位と今季苦戦した楽天ですが、次世代の柱は着々と育っています。中でも話題なのが高卒4年目のサウスポー・泰勝利投手です。
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8月中旬に初の1軍昇格を果たすと、2軍での再調整を経て1軍に再び舞い戻り、9月30日のロッテ戦ではプロ初勝利をマーク。ここまで6試合で6.1イニングを投げ、自責0の防御率0.00。奪三振14で奪三振率は19.89と、「ドクターK」として将来性を高く評価されているのです。
出身は奄美大島。鹿児島県内の強豪私立・神村学園で才能は開花。高校最後の夏には最速150キロを計測し、運命のドラフト会議を迎えます。2021年のドラフト4位で楽天から指名を受け、仙台に戦いの場を移しました。
「1年目のオフは松井裕樹投手の自主トレに参加。体形的にも似ていて、同じ左ピッチャーだけに、学びの多い充実した時間を過ごしたそうです。2023年シーズン前には左肘のトミー・ジョン手術を受け、リハビリに努め、戦線に復帰しました。今季、1軍のマウンドを経験できたことは大きい。来季の活躍が期待されます」(スポーツ紙デスク)
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