巨人が挑戦容認の岡本和真 米メディアが伝える“理想の移籍先”はヤンキースが筆頭候補か「オカモトは獲得を目指すべき選手だ」

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日本で声価を高めた岡本がついにメジャーリーグへ挑む(C)Getty Images

 急転直下の正式決定で、日本人スラッガーへの関心が高まった。

 10月22日、巨人は今オフにポスティングシステムを利用してのメジャーリーグ球団への移籍を目指していた岡本和真の動きを容認したと発表。かねてから世界最高峰のステージを目指していた29歳が、ついに飛躍を遂げる。

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 左肘の負傷によって5月から長期離脱を余儀なくされた今季の岡本は、69試合出場にとどまったものの、打率.327、15本塁打、49打点のハイスタッツを記録。完全復調を果たした終盤戦は流石の打力を見せつけ、チームのクライマックスシリーズ進出に貢献した。

 もっとも、今オフのメジャー挑戦は断念するという見方もあった。現地時間10月20日には、全米野球記者協会に所属するフランシス・ロメロ記者が複数の関係者の話として「ポスティングしないと見ている」と自身のXに投稿。来季に迎えるFAイヤーを待つとも考えられていた。

 しかし、事態は動いた。すでに球界屈指の剛腕代理人スコット・ボラス氏が運営する『スコット・ボラス・コーポレーション』との契約を結んでいる岡本は「昔から憧れていた場所」への挑戦を決めた。

 となれば、気になるのはやはり移籍先だ。

 メジャーリーグの今オフのFA市場は、ピート・アロンゾやアレックス・ブレグマン、さらに同じくポスティングでのメジャー移籍が囁かれている村上宗隆など内野を主戦場とする強打者が少なくない。そうした中で「メジャーで大成功する可能性が高い」と見られる岡本に対する関心も小さくない。すでに米メディアでは、ヤンキースやレッドソックス、カブスなど獲得に動くと見られている球団名がリストアップされてもいる。

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