来年30歳でも「複数年138億円契約」を米球界関係者が断言 巨人・岡本和真に“村上以上の評価”が集まる理由
巨人で4番の責任を背負い、目に見える結果を出し続けてきた岡本(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext
果たして、和製大砲への評価はいかほどか。今オフにポスティングシステムを利用してのメジャーリーグ移籍が認められている巨人の岡本和真への期待は日増しに高まっている。
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NPBキャリア9年で、248本塁打、長打率.521、OPS.882と軒並みハイアベレージを叩き出している実績は十分。守備面でも一塁、三塁、そして左翼手もこなせるマルチ性がある岡本を巡っては水面下での争奪戦が囁かれている。すでに複数の米メディアではヤンキース、メッツ、カブス、ドジャース、ブルワーズ、レッドソックスなど有力球団の名前がリストアップ。今オフの去就に関する話題は尽きない。
今オフもメジャーリーグの移籍市場は、ピート・アロンソやカイル・タッカーなど大物がひしめいているが、岡本も「FAの目玉の一人」としてクローズアップされている。米メディア『The Athletic』のアナリストを務めているジム・ボウデン氏は、29歳の日本人スラッガーに対して「4年総額9000万ドル(約138億5730万円)の契約になる」と推察した。
レッズやナショナルズでGMを務めた経歴を持ち、球界のあらゆる移籍事情に精通しているボウデン氏は、岡本について「ムラカミはオカモトよりも純粋なパワーでは上回っている。だが、打席内での安定性という点では4歳年上のオカモトが上であることが証明されている」と強調。同じく今オフにポスティングシステムを利用してのメジャーリーグ移籍が決定的となっている村上宗隆(ヤクルト)と比較して、打力の安定感で「上回る」という米球界内の見方を示した。






