来年30歳でも「複数年138億円契約」を米球界関係者が断言 巨人・岡本和真に“村上以上の評価”が集まる理由
打力の安定感という評価をより確実なものとしているのが、速球への対応だ。
MLBの4シームの平均球速は、94.3マイル(約151.7キロ)。これはNPBよりも4.6キロも早い。そのパワーピッチに対しては多くの日本人打者が苦心してきたわけだが、岡本は93マイル(約149・6キロ)以上の速球に対するキャリア平均打率は.298のハイアベレージである。今季の数値だけで見ても同球速帯の速球に対する打率は.440と圧巻だ。
近年、NPBからポスティング移籍をした日本人スラッガーは、契約金が高騰化している傾向にある。カブスと5年契約を締結した鈴木誠也(カブス)は総額8500万ドル(約101億2000万円)で、レッドソックスと同じく5年契約を結んだ吉田正尚は総額9000万ドル(約123億3000万円)と、いずれも球界屈指の水準だった。
来年6月に30歳となる“オールドルーキー”の岡本が、鈴木や吉田と同クラスの契約を結べるのかは不透明ではある。だが、4年総額9000万ドル(約138億5730万円)と結論づけたボウデン氏をはじめとする米識者の市場評価を鵜呑みにすれば、高額契約への期待は高まるばかりだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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